【鉄道”きっぷ”関係書籍・愛好者団体】

残念ながら鉄道”きっぷ”に的を絞った娯楽的図書はそれほど多くありません。少し古いですが、

• 「鉄道きっぷ大研究」（辻阪昭浩・講談社・1979)
• 「国鉄乗車券類歴史事典」（辻阪昭浩・ダンダン・1980)
• 「鉄道入場券図鑑」（金井泰夫/長沢博之/高橋雅之・日本交通趣味協会・1980)
• 「鉄道きっぷ博物館」（築島裕・日本交通公社・1980)　
• 「地図式乗車券のすべて」（徳江茂/久田進一/小田規夫・日本交通趣味協会・1984)
• 「国鉄きっぷ全ガイド」（近藤喜代太郎・日本交通公社・1987)

などがあります。特に「国鉄きっぷ全ガイド」は著者が学者さん（北大医学部教授）だけあって、膨大な資料に基づき、非常に細かく体系的にまとめられており圧巻です。
また、鉄道きっぷ収集の愛好者団体に「日本交通趣味協会」（東京都芝郵便局私書箱１２３号）があります。全国数千人に及ぶ会員がおり、機関誌「交通趣味」 （毎月）が発行されていて、誌上オークションに参加することができます。最近は、人気がある硬券類の”自力入手”は困難になってきました（「”硬券”について」）ので、興味のある方は是非入会をお勧めします。また、収集目的の乗車券類の売買・入札を専門に扱う業者もあります（「交通趣味」に広告が出てます）ので、廉価な券は通信売買が可能です。